未来のとびら (就労継続支援B型事業所)のブログ

未来農園スタート

2024年06月10日 15:06

「未来のとびら」では、屋上での農業の取組みが新たなチャレンジとしてスタートしました。

ここでは、利用者さんが、日差しをいっぱいに浴びながら、土と触れ合い、サニーレタスや「インカのめざめ」と呼ばれるジャガイモの栽培に勤しんでいます。

この場所は、ただの屋上ではありません。ここは希望が芽生える場所であり、毎日が成長と発見の連続である生き生きとした空間です。

作業を通して、一人ひとりが自然のリズムを感じ、植物の成長とともに自らの成長を実感することができます。 晴れ渡る青空の下、肩を並べて働く姿は単なる作業を超えたコミュニケーションの場となっています。

土に触れ、種をまき、水をやる。それぞれの小さな動作が、集団の中の個を強くし、互いの結びつきを深めています。 今日はサニーレタスの苗の植え付けです。

小さな苗を一つ一つ丁寧に手に取り、これから大きくなることを願いながら土にセットしていきます。また、特別なジャガイモ「インカのめざめ」も植え始められました。このジャガイモは色鮮やかで栄養価も高く、収穫が待ち遠しい一品です。 作業の合間には、笑顔が飛び交い、時には励まし合いながら、一つの目標に向かって努力しています。

屋上での農業は、単に作物を育てる以上の意味を持ち、ここに集う人々にとって大切な社会参加の一形態となっています。


屋上農園からは、街の景色が一望でき、運が良ければ遠くの山々まで見渡すことができます。

都市の喧騒から一歩離れたこの場所で、土と触れ合いながら作物を育てることは、参加者にとって心の安らぎとなり、また、新鮮な野菜を通じて地域社会に貢献する喜びを感じることができます。


「未来のとびら」では、これからも季節ごとの様々な野菜を栽培し、収穫の喜びを分かち合いながら、参加者一人ひとりが輝ける場を提供し続けることでしょう。彼らの手によって育てられた野菜は、文字通りの「未来の結晶」と言えます。

ここで収穫された野菜は、ベーカリーカフェL'Atelier de Ashで食材として利用されます。 この屋上農園プロジェクトは、参加者にとっても、見守る私たちにとっても、心温まる素敵な物語を紡いでいます。

一つの野菜が育つ過程を通じて、生きる喜びを再確認し、新たな一日への活力をもたらしているのです。


ご興味のある方はぜひ、〈未来のとびら〉まで お問い合わせください(˶ᵔ ᵕ ᵔ˶)